異業種の経験が生んだ、
自分だけの営業スタイル
営業課
T.S
2021年3月入社
人の役に立ちたい。強い信念からのキャリアチェンジ
前職は、趣味が高じて仕事になり、ギター音楽教室の講師をしていました。
私が音楽講師になったのは、「人のためになる仕事に就きたい」という想いが強く、音楽を通して人々の幸せを実現できると考えたからです。
講師として生徒の指導を重ねる度にその想いが深まり、音楽以外の面でも人の役に立ち、やりがいを持って取り組める道を探るようになりました。
そこで辿り着いたのが日常生活に欠かせないインフラを取り扱う企業で、ガス給湯器やエコキュートなどの住宅設備を取り扱うキンライサーでした。
成長中の企業であったこと、自身が営業職に関心があったことにも惹かれ、転職を決意しました。
安心した気持ちで新たなスタートへ
通常、未経験の業界や職種への転職では不安と焦りが伴うものですが、私の場合はあらかじめ研修スケジュールの提示があり、経験がなくても働きやすいイメージを持っていました。
実際に、配属前の研修期間に基礎知識を身につけられたことや、配属後も先輩方が手厚く指導してくださったことで安心してスタートを切ることができました。
たとえば、「商材の知識がないのに営業が務まるのだろうか」という不安に関しては、社内での講義に加え、施工に同行する研修プログラムも含まれていたので、「なんとなく分かった」ではなく給湯器の設置現場やお客さまにお引渡しするまでの流れをしっかりと理解することができ、部署への配属までに自信がつきました。
入社前後で会社に対するイメージのギャップはなく、未経験でも働きやすい会社という印象はそのままです。
最大限のサービスを提供できる、会社の強み
所属する営業課は、給湯器交換に関するお問い合わせに対し、主に電話にてご相談やお見積もりなどの商談業務を担当しています。
突然お湯が出なくなりお困りのお客さまが、安心した日常を取り戻すことができるよう、いかに素早い対応ができるか、それが私達に課せられた責務です。
スピード感のある対応をするには、あらかじめ給湯器の在庫の有無や工事枠の空き状況などを把握しておく必要があります。
キンライサーは在庫や工事状況が一目でわかるようにシステム化されているので、お客さまをお待たせすることなく、円滑な対応が可能な仕組みになっています。
他社では融通が利かず、対応も遅かったとおっしゃるお客さまもいらっしゃいましたが、このキンライサーのシステムは営業担当個人の仕事のしやすさだけでなく、会社そのものの強みであるとも言えます。
お客さまと一番身近なフロントオフィスならではのやりがい
お湯は毎日の生活に欠かせないものである以上、給湯器の故障は思いがけない時に起こりえる非常に困るトラブルとなります。
自分の生活に置き換えても、当たり前に使っていたお湯が急に出なくなるというのは不便な事ですし、慌ててしまいます。
緊急性が高く必要不可欠な設備と言えど、給湯器は決して安い買い物ではなく、長く使うものであることから、生活スタイルに合った機能や設置場所も考慮しなくてはなりません。
そのため、スピード対応だけでなく、プロフェッショナルとして最適な機種を選定するスキルも求められます。
大変ではありますが、お客さまから感謝の言葉をかけていただけた時には、達成感とやりがいを感じます。
また、私がキンライサーに入社した大きな理由の1つが「人の役に立ちたい」ですので、お客さまに喜んでもらえることが私自身の喜びにもなっています。
日々の積み重ねが、成長に繋がっていく
入社前と入社後の自分を振り返ると、コミュニケーション力の成長を感じます。
その中でも特に成長を感じるのは「聞く力」です。
営業として、自社のサービスをアピールすることはもちろん大切なのですが、お客さまを中心に会話を進めるように心がけています。
なぜなら、お客さまの置かれている状況や抱えている課題を細やかに聞き出すことで、本当のニーズを知ることができるからです。
そのために、相手が話しやすい環境を整えつつ、質問を挟みながら聞くことにも徹し、それに適した解決方法を探る。
これは電話での会話だけでなく、メールなどの文章にも同じことが言えます。
日々の小さな積み重ねが、私を営業としても人間としても成長をさせてくれていると感じています。
経験を「応用」し、自分の強みに変える
営業職は未経験でしたが、講師であった際の生徒への対応と営業職には近しい部分があり、過去の経験が生きていると感じています。
たとえば、お客さまとの会話において、互いに相違がないよう一つひとつ確認し話を進める、という点です。
講師として指導する際、限られた時間の中でどれだけ役に立つ内容を持って帰っていただくことができるか、その為にはどのような時間配分と道筋を作ればよいのかという全体の流れを意識します。
また、相手がきちんと理解できているかを確認した上でレッスンを進めることも重要なことでした。
現在の営業職においても、相談から解決に至る流れの中で、お客さまとの会話一つひとつを確実かつ丁寧に確認することを常に意識しています。
お客さまのお話を聞き、ご要望をお伺いする。いくつもの時点でご不明な点がないかを確認した上で次の話へ進めていく。
常にワンクッション置いて確認することで、お客さまとの間に信頼関係が生まれ、スムーズなやり取りを行うことに繋がります。
このようなお客さま対応には自信があり、私の強みになっているのではないかと自負しています。